「EFT 100人できるかな」

  • 2005.01.16 Cさん SUD:10->5

特定の場面を思い浮かべてもらってそのときの感情に焦点を絞ったが、ラウンドを進める中でより本質的な信念や自己決断といった問題が顔を覗かせた。
今回は時間と場所の制約があって、その部分には深く取り組まないことにした。
もしかすると幼児決断の部分が出てくるかもしれないという思いはあったので、場所の選択は完全にこちらのミス。
必要があれば時間と場所を改めて、再度やってみましょうということで今回は終了。
場所の選択の重要性を改めて理解するよい機会となった。

誰か他の人から認められたり、ほめられたりしたときに自分のこととして受け止められないというお話だった。
「別の自分が自分を見ている感じ」になって素直に受け取れず、成長につなげられないということを制限として感じているようだった。


最近の場面を思い出してもらって、その制限や残念な思いを数値にしてもらうと10ということだった。
「素直に受け取ることができないということを受け入れようと思う」、「受け入れて成長につなげて行こう」というセットアップで2ラウンドやってみる。
数値自体は10から5となったものの、どうもすっきりしない感覚が残る。

『悪くはないけど、的の周辺を回っているみたい』ということで、少し話をしてみる。
「タッピングをしている中で、なんかモヤモヤしたものが浮かんできた。かなり根が深いかも」ということを話してくれた。
話を進めると '他の人から認めてもらえない限り自分には価値がない' という思いが見えてきた。


思い込みの元にある子供の部分に目を向けていきたかったが、時間と場所の制約から中途半端になるだろうと判断した。
そこで、自分には価値がないという決断を薄めるようなフレーズを話し合い、体の感覚でいいと思えるものをいくつかピックアップした。
自分で EFT をやってみるときはそのフレーズを使ってもらい、無理せずにやってもらうことにした。


感情を表しにくい場所で、おまけに時間も限られていたので少し宿題を残してしまった。
EFT 自体の有効性はかなり感じてもらえたようだったが、ちょっと申し訳なかったという思いが残る。
よし、次に生かそう。

100人まで、@@@@@@@@。